走れ社労士くん（別館）－兵庫県尼崎市の社会保険労務士のコラム

カンブリア宮殿に野村克也氏がでて、
しかも、タイトルが弱者が強者に勝つ方法ということだったので、
興味を持ってみたんですが、
テーマが、「理想のリーダーとは？」と来たんで、ちょっとあれ？と思ったり。

正直、ちょっとそういうイメージじゃないというか、
私にしては、確かにすごい戦略家だし、知識も豊富だし
また、人を見抜く目をすごいし、配置も上手い。
というイメージがあって、
理想の戦略家とかと言うテーマだったらぴったりだと思うけど。

知識が豊富だからしょうがないにしても
ややワンマンで、また、成果は自分の手柄にして・・・
という傾向を少々感じるので、（公私混同なんかもありましたよね。）
理想のリーダーかといわれると・・・。
正直そういう部分はリーダーとしてはよくないとさえ思ってるから
なんかちょっと違うかな？とも思ったり・・。
まあ、一方で確かに「信者」もたくさん作り出してきたんですがね。

そういえば、野村氏の語録の中に、ライバルといわれた森氏と対比して
「自分は中小企業の社長の野球で、森は大企業の中間管理職の野球」というのがあって、その辺などは、確かに誰よりも勉強・研究して、
指示や命令にしても理論立てて話すことができ、
なおかつ戦略を立てるときも創意工夫し、
信念は曲げずに時代の流れは感じ取っている。
という中小企業のひとつの形を示しているのかなと思ったりもしますし、
このあたりは学ばないといけないなとは思います。